注意事項
- サンコリを取り扱う場合、手指をアルコール等でよく消毒してください。
- サンコリは完全無菌となっておりますので、ミシン目上部以外には直接手を触れないでください。
- サンコリは約1ml検体を吸着します。検体を吸着させましたら余分な水分はよく振り落としてください。
- 検体を吸着し元の袋に戻してから指の腹などで袋の上から軽く押さえるように撫でて、袋とサンコリが充分密着するよう空気を抜いてください。
- サンコリを恒温器に入れて15~20時間後に見ます。反応が現れていない場合、24時間まで入れておいてください。
(24時間以上入れないこと)
- 使用済みのサンコリ、ニュースタンプ、スプレッドスタンプは十分に沸騰消毒するか消却してから廃棄してください。
保存上の注意
- サンコリは非常に光と温度に敏感です。保存は冷暗所(冷蔵庫)に置いてください。
保存資料の作り方
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保存資料を作るときは、消毒用アルコールを袋の中の試験紙に吹き付け、殺菌してそのまま資料とするか、袋より取り出し紙などの間に挟んでアイロンをあて蒸発乾燥させて資料としてください。その場合、急激に高温で乾燥させないよう注意してください。
※ 大腸菌群用、一般菌用の検出紙が淡紅色に変色するのは培養剤のためです。有効期限内なら問題ありません。
大腸菌群
改変大腸菌
大腸菌群-デソ 1~10
大腸菌群-デソ 10~100
大腸菌群-デソ 100~300
大腸菌群-デソ 1000未満
大腸菌群-デソ 10000
一般細菌
一般10-100
一般10未満
一般100-300
カビ、酵母
カビ検出紙判定目安